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杏雨書屋

五代武田長兵衞氏(武田和敬翁)は、1923年9月、関東大震災により東京で貴重な典籍が灰燼に帰したことを大いに痛嘆し、日本・中国の本草医書の散逸を防ぐことが、将来、社会・学界のために極めて有意義であると考え、早川佐七氏蔵書、藤浪剛一氏蔵書などを、機会に応じ私財をもって購入し、後に「杏雨書屋」と呼ばれる文庫を形成しました。ちなみに杏雨とは杏林(医学)を潤す雨の意です。
この杏雨書屋は六代武田長兵衞氏に引き継がれ、歳月とともにその内容も増大しましたが、1977年当財団へ寄付を受けたので、1978年4月28日「杏雨書屋」の名称を継承し、本草医書を中心とする図書資料館として開館するに至りました。

本館では資料の永久保存を図るとともに、研究者の利用に供し、春秋年2回の特別展示会及び常設展の開催、研究講演会の開催、所蔵図書関係の出版等の事業活動を行っています。



杏雨書屋特別展示会・研究講演会のご案内

「杏雨書屋の蔵書印」をテーマに第65回特別展示会および第36回研究講演会を次の要領にて開催させていただきますので、ご来場賜りたくご案内申しあげます。

第65回 特別展示会
日 時 : 2016年10月17日(月)~22日(土) 10:00~16:00※
※22日(土)は17:00まで開館いたします。
場 所 :

〒541-0045 大阪市中央区道修町2-3-6 武田科学振興財団杏雨書屋 1階 特別展示室

展示品の多くを2017年3月末まで展示する予定です。開催期間中にご来場いただけない方は、見学の可否をお問い合わせの上ご来館ください。


第36回 研究講演会
日 時 : 2016年10月22日(土) 13:00~15:00
場 所 : 〒541-0045 大阪市中央区道修町2-3-6 武田科学振興財団 5F
演題・講師 :

Ⅰ 「蔵書印について」
   慶應義塾大学附属研究所 斯道文庫 教授 堀川 貴司 先生

Ⅱ 「杏雨書屋蔵書に押された印影の調査」
   武田科学振興財団 特別研究員 平松 賢二 先生

準備の都合上、研究講演会ご出席希望の方は10月20日(木)までにTEL、FAX、E-mail、葉書などにてご連絡をお願いいたします。

TEL : 06-6233-6108
FAX : 06-6233-6112
E-mail : kyou@takeda-sci.or.jp
住所 : 〒541-0045 大阪市中央区道修町2-3-6 武田科学振興財団 杏雨書屋

杏雨書屋展示室のご案内

杏雨書屋では「医学・薬学にまつわる素材と道具類」をテーマに常設展示を行っております。江戸時代からの医学・薬学関係の道具類や本草書、解体新書、医家肖像等を展示しています。


開館時間 : 午前10時~午後4時
休 館 日  :

土曜日・日曜日・祝祭日、年末年始 その他展示替えなど当館の行事に伴う臨時休館日
※開館日カレンダーでご確認下さい。

場  所 : 〒541-0045 大阪市中央区道修町2-3-6 武田科学振興財団杏雨書屋 1階 常設展示室

国宝 説文解字木部残巻
唐代 元和15年、820年ごろ書写 原本は後漢の許慎の著した部類分けの中国最初の字書、木偏の文字を解説した部分

重要文化財 薬種抄
保元元年、1156年書写 僧兼意による稿本、密教の修儀に必要な薬に関する知識を集成

ご案内
展示室開館時間
午前10時から午後4時まで
閲覧時間
午前9時から午後4時まで
休館日
土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始
その他当館の行事に伴う臨時休館日

開館日カレンダー

杏雨書屋へのアクセス


主な収蔵品

国宝
説文解字木部残巻(1巻)
毛詩正義(17冊)
史記集解(11冊)
重要文化財
薬種抄(2巻)
香要抄(2巻)
穀類抄(1巻)
香字鈔(1巻)
古文孝経(1巻)
春秋経伝集解(4巻)
遍照発揮性霊集(7巻)
聖徳太子伝暦(4冊)
春 記(3巻)
実躬卿記(51巻)
黄帝内経太素(2巻)
新修本草(1巻)
宝要抄(1巻)
啓迪集(8冊 附2冊)


重要美術品
自筆稿本 全九集
秘伝眼科龍木総論
その他の主な収蔵品
宋版 外台秘要方残巻
南宋版 本草衍義
南宋版 備急総効方
元版 経史證類大全本草.
元版 聖済総録残巻
元版 類編図経集註衍義本草
金陵本 本草綱目残巻
古写本 香薬鈔
古写本 異本病草紙
1758年解剖 栗山孝菴自筆解剖図譜
1783年解剖 平次郎臓図
1882年 狩野芳崖地中海真景図

当財団へのお問合せTEL:06-6233-6101 FAX:06-6233-6112

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