研究助成
2022年度 医学系研究助成(感染領域)
マラリア感染における消化管粘膜免疫システムの解析
| 研究題目 | マラリア感染における消化管粘膜免疫システムの解析 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2022年度 医学系研究助成(感染領域) |
| 所属 | 東京大学 医科学研究所 マラリア免疫学分野 |
| 氏名 | 神岡 真理子 |
| キーワード | マラリア感染 / 腸管粘膜免疫 / パネート細胞 / IFN-γ / 腸内細菌叢 |
| 研究結果概要 | 本研究では、マウス脳マラリアモデル(Plasmodium berghei ANKA 感染)を用いて、マラリア感染が腸管粘膜免疫に及ぼす影響を解析した。感染早期から上皮細胞傷害性サイトカインIFN-γが上昇し、続いて腸上皮由来IL-25とタフト細胞が増加した。PAS染色ではゴブレット細胞と粘液層の増加、それに伴うsegmented filamentous bacteria(SFB)の消失を認め、SFB依存的に誘導されるIL-22産生が低下していた。さらにFut2・Reg3gなど上皮バリア因子の発現低下と、感染6日目のパネート細胞形態異常・顆粒破綻を確認した。qPCRおよび組織学的解析によりPbA原虫の小腸組織内侵入も示された。広域抗生物質投与で腸内細菌叢を除去すると脳マラリア発症が抑制され生存期間が延長した。以上より、マラリア感染は腸粘膜バリアを多層的に攪乱し、さらに、腸管環境が脳マラリア病態に寄与すると考えられた。 |
| 公表論文 |
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