五代武田長兵衞氏(武田和敬翁)は、1923年9月、関東大震災により東京で貴重な典籍が灰燼に帰したことを大いに痛嘆し、日本・中国の本草医書の散逸を防ぐことが、将来、社会・学界のために極めて有意義であると考え、早川佐七氏蔵書、藤浪剛一氏蔵書などを、機会に応じ私財をもって購入し、後に「杏雨書屋」と呼ばれる文庫を形成しました。ちなみに杏雨とは杏林(医学)を潤す雨の意です。
この杏雨書屋は六代武田長兵衞氏に引き継がれ、歳月とともにその内容も増大しましたが、1977年当財団へ寄付を受けたので、1978年4月28日「杏雨書屋」の名称を継承し、本草医書を中心とする図書資料館として開館するに至りました。
本館では資料の永久保存を図るとともに、研究者の利用に供し、春秋年2回の特別展示会及び常設展の開催、研究講演会の開催、所蔵図書関係の出版等の事業活動を行っています。

杏雨書屋
展示会・講演会
「宇田川榕菴による化学書の翻訳-『舎密開宗』研究の現在-」をテーマに、第83回特別展示会を以下のとおり開催いたします。
ご多用中とは存じますがご来場くださいますようご案内申し上げます。
展示会
第83回特別展示会「宇田川榕菴による化学書の翻訳-『舎密開宗』研究の現在-」
- 期間:
- 2026年10月5日(月)~12月23日(水)【開館日・休館日は開館日カレンダーをご確認ください】
- 時間:
- 10:00~16:00
- 場所:
- 大阪市中央区道修町2-3-6 武田科学振興財団 1階 杏雨書屋 特別展示室
会期終了後に見学を希望される方は、杏雨書屋事務局に見学の可否をお問い合わせください。
連絡先:06-6233-6108 kyou@takeda-sci.or.jp
講演会
第54回 研究講演会
- 日時:
- 2026年10月10日(土)13:00~15:30
- 場所:
- 大阪市中央区道修町2-3-6 武田科学振興財団 5階ホール
- 演題・講師:
- 「宇田川榕菴とラヴォワジエ化学―化学と薬学の間―」
東北大学 名誉教授 吉田 忠 先生
「製煉術から舎密そして化学へ」
元青山学院女子短期大学教授 八耳 俊文 先生
「特別展示会の見どころ」
東 徹 杏雨書屋運営協議員
申込受付期間:9月14日(月)~10月8日(木)
申込方法:新たに杏雨書屋ホームページに申込画面を作成いたしました。こちらからお申込みください。
Webからのお申し込みはこちら
※今回は従来の電話、E-mailでも受付けさせていただきますが、次回以降はホームページの申込画面からのみとなります。
電話/06-6233-6108、E-mail/kyou@takeda-sci.or.jp







