研究助成
2022年度 医学系研究助成(がん領域(基礎))
免疫チェックポイント阻害がん光免疫療法の創成とがん治療効果の解明
研究題目 | 免疫チェックポイント阻害がん光免疫療法の創成とがん治療効果の解明 |
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年度/助成プログラム | 2022年度 医学系研究助成(がん領域(基礎)) |
所属 | 浜松医科大学 光尖端医学教育研究センター フォトニクス医学研究部 分子病態イメージング研究室 |
氏名 | 清水 広介 |
キーワード | 免疫チェックポイント阻害剤 / がん光免疫療法 / PD-1 / ICG / ICI-PIT |
研究結果概要 | 免疫チェックポイント阻害がん光免疫療法(ICI-PIT)の創成に向け、免疫チェックポイント阻害剤である抗PD-1抗体に近赤外光感受性物質であるインドシアニングリーン(ICG)を付加した抗PD-1抗体-ICG複合体(ICG-PD-1 Ab)を合成した。PD-1を発現するマウスT細胞様リンパ腫であるEL-4細胞にICG-PD-1 Abを添加した24時間後に、近赤外光の照射を1時間行った際の免疫関連遺伝子発現変化を調べたところ、非照射に比べ光照射により、HSP90、TNF、IFN-γ、IL-2、IL-4、IL-17、Neogenin、NFATaさらにはPD-1の発現が亢進することを明らかとした。また、EL-4固形がん担がんマウスにICG-PD-1 Abを尾静脈内投与した際、コントロール抗体に比べ固形がん部位にICG-PD-1 Abが多く集積することも明らかとした。将来的には固形がんに光照射した際の免疫への影響ならびにがん治療効果を調べることで、ICI-PITの有用性を明らかとしたい。 |
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