研究助成
2022年度 医学系研究助成(基礎)
PARD6Bを介した腸管上皮細胞の抗原認識機構の解明と炎症性腸疾患への治療応用
研究題目 | PARD6Bを介した腸管上皮細胞の抗原認識機構の解明と炎症性腸疾患への治療応用 |
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年度/助成プログラム | 2022年度 医学系研究助成(基礎) |
所属 | 名古屋大学 医学部附属病院 消化器内科学 |
氏名 | 前田 啓子 |
キーワード | 炎症性腸疾患 / 上皮細胞 |
研究結果概要 | 近年、炎症性腸疾患(IBD)患者の急増とともに難治例が増加し、新たな病態解明と治療法の確立が急務となっている。その病態には粘膜免疫の破綻、腸内細菌叢の関与とともに、腸管上皮細胞の防御機構の重要性が認識されてきている。申請者らは、IBD関連遺伝子変異が報告されているParファミリーに着目し、その中のPARD6Bを介して、腸管上皮細胞が病原体の侵入を抑止するという新たな防御機構を世界に先駆けて見出した (Maeda, Lencer, et al .Cell Host Microbe 2022)。加えて、新規に作製した腸管上皮細胞特異的PARD6B欠損マウスでは腸炎が増悪し、その病態がIBDに類似することを見出した。本研究では、①腸管上皮細胞特異的PARD6B欠損マウスにおける腸炎の解析、②ヒト腸管オルガノイドや申請者らのIBDデータベースを用いたヒトPARD6Bの機能解析を行った。 |
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