研究助成
2022年度 医学系研究継続助成(臨床)
HLA-B*40:02が提示する再生不良性貧血自己抗原の同定
研究題目 | HLA-B*40:02が提示する再生不良性貧血自己抗原の同定 |
---|---|
年度/助成プログラム | 2022年度 医学系研究継続助成(臨床) |
所属 | 金沢大学附属病院 高密度無菌治療部(医薬保険研究域医学系 血液内科学) |
氏名 | 細川 晃平 |
キーワード | 再生不良性貧血 / HLA / 自己抗原 |
研究結果概要 | 再生不良性貧血(AA)において自己抗原の提示に重要と考えられているHLA-B4002に着目し、その結合ペプチドを手がかりに自己抗原の同定を進めている。これまでに、特定のTCRを導入したTCRトランスフェクタントがHLA-B4002陽性K562細胞に特異的な反応を示すことを確認しており、現在CRISPRライブラリ導入B4002-K562細胞とTCR導入エフェクター細胞を共培養し、TCR依存的な細胞傷害を指標にスクリーニングを行っている。当初は健常人由来TCRトランスフェクタントを用いていたが、長期培養が困難であったため、TCR導入NK細胞株に切り替え、細胞障害活性を確認しながらスクリーニングを継続中である。発現クローニング法では、HLA-B4002陽性人工抗原提示細胞にK562由来cDNAライブラリを導入し、TCR応答を評価したが再現性に乏しく、ライブラリを再構築して再検証している。質量分析を用いたペプチド同定では、HLAクラスI分子に結合するペプチドの中から造血幹細胞由来の候補を抽出し、対応遺伝子をノックアウトした標的細胞においてTCRトランスフェクタントの反応性の低下を確認した。 |
公表論文 |
-
研究助成対象者
データベース -
応募方法に
ついて -
初めての方はこちら
マイページを
取得する -
既にマイページを取得済みの方はこちら
マイページへ
ログイン
応募申請はマイページからお願いします。