研究助成
2022年度 薬学系研究助成
薬剤耐性ガン治療薬の創出を指向したa置換インドリルアセタミド誘導体の網羅的合成
研究題目 | 薬剤耐性ガン治療薬の創出を指向したa置換インドリルアセタミド誘導体の網羅的合成 |
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年度/助成プログラム | 2022年度 薬学系研究助成 |
所属 | 岡山大学 学術研究院医歯薬学域 薬学系 精密有機合成化学 |
氏名 | 阿部 匠 |
キーワード | 多剤耐性ガン / a置換インドリルアセタミド / ライブラリー構築 / インドール / 極性転換 |
研究結果概要 | 「多剤耐性腫瘍細胞」に効果のある薬剤を開発することは、ガン化学療法分野において重要な研究課題の一つである。そこで我々は、薬剤耐性ガン治療薬の創出を目指し、薬剤耐性ガンに効果のあるa置換インドリルアセタミドの網羅的合成を検討した。種々検討した結果、a置換アセトニトリル誘導体の求核置換と続く分子内酸素原子のニトリルへの移動を足掛かりとした形式的なアミドエノラート導入法を利用して、a置換並びにa,a-二置換インドリルアセタミドを合成することができた。本手法は強塩基を使用しないので、緩和であり、基質適用範囲が広いのが特徴であり、市販のa置換アセトニトリル誘導体からファーマコフォアのアセトアミドユニットの導入が行える。そのため、従来の逆合成解析を大幅に刷新できた。また、エノラートの化学の新たな局面を切り開くとともに合成困難な多置換アミドの新規創製手法である。さらに、a,a二置換アセトニトリル誘導体を用いると、第四級炭素の構築も可能だった。 |
公表論文 |
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