研究助成
2022年度 ビジョナリーリサーチ助成(スタート)
睡眠中の脳活動から、閃きの神経基盤を解明しその応用を探求する
研究題目 | 睡眠中の脳活動から、閃きの神経基盤を解明しその応用を探求する |
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年度/助成プログラム | 2022年度 ビジョナリーリサーチ助成(スタート) |
所属 | 理化学研究所 脳神経科学研究センター |
氏名 | 玉置 應子 |
キーワード | 睡眠 / 閃き / 脳ネットワーク |
研究結果概要 | 本提案研究の目的は、閃きにおける睡眠中の脳活動の役割とその神経基盤を明らかにすることであった。応募者は、睡眠にこそ閃きを促す機序が存在するという睡眠閃き仮説を提案し検証した。「ビジョナリーリサーチ助成(スタート)」では、各提案実験の立ち上げに注力した。睡眠中の脳活動が認識の変化に寄与し、睡眠を開始・維持する機構と高次脳領域が相互作用する可能性が示唆された。また、リアルタイムで睡眠紡錘波を検出し、聴覚オッドボールパラダイムにより、その強さを変化させる環境を構築し、7テスラMRIを用いた新技術の安全性の検証やEEGデータからのノイズ除去方法の確立も行った。 |
公表論文 |
First-night effect reduces the beneficial effects of sleep on visual plasticity and modifies the underlying neurochemical processes. Scientific Reports, 14, 14388, 2024. DOI: 10.1038/s41598-024-64091-8 Sleep, learning, and memory in human research using noninvasive neuroimaging techniques. Neuroscience Research, 189, 66-74, 2023. Human deep sleep facilitates faster cerebrospinal fluid dynamics linked to brain oscillations for sleep homeostasis and memory. bioRxiv, doi: https://doi.org/10.1101/2024.08.30.610454 |
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