研究助成
2023年度 武田報彰医学研究助成
嗅覚に着目した認知症に対する疾患修飾療法の開発
| 研究題目 | 嗅覚に着目した認知症に対する疾患修飾療法の開発 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 武田報彰医学研究助成 |
| 所属 | 東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 生物化学講座 分子神経生理学研究室 |
| 氏名 | 竹内 春樹 |
| キーワード | アルツハイマー病 / 嗅覚 / 早期診断 / 非侵襲的介入 / モデルマウス |
| 研究結果概要 | 本研究では、アルツハイマー病モデルマウスを用い、嗅覚に着目した早期発見・予防法の基盤構築を進めた。まず、認知機能障害が明確となる前の段階ですでに匂い応答の異常が現れることを見いだし、嗅覚変化が早期病態を捉える指標となる可能性を示した。あわせて、嗅覚組織の解析から、機能変化に対応する末梢神経系の構造変化が進行することを確認した。さらに、特定の嗅覚刺激の継続提示により、脳内の異常タンパク質蓄積の低減や記憶機能の改善を示す結果が得られ、嗅覚刺激が非侵襲的な介入手段となる可能性が示された。加えて、多種類の刺激を安定して提示できる長期暴露系も整備し、作用機序の解明と有効条件の探索を進める基盤を確立した。 |
| 公表論文 |
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