研究助成
2023年度 ライフサイエンス研究助成
感覚性脳室周囲器官におけるミクログリアを介した血圧制御機構の解析
| 研究題目 | 感覚性脳室周囲器官におけるミクログリアを介した血圧制御機構の解析 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 ライフサイエンス研究助成 |
| 所属 | 東京工業大学 科学技術創成研究院 生体恒常性研究ユニット |
| 氏名 | 松田 隆志 |
| キーワード | 感覚性脳室周囲器官 / ミクログリア / 血圧制御 |
| 研究結果概要 | 脳は常に体液を介して体内情報を監視しており、生理機能を総合的に制御している。その一環として、脳は体液状態に応じて交感神経系を介した血圧制御を行っている。この仕組みの起点となる感覚性脳室周囲器官は、脳の中でも例外的に血液-脳関門が欠損しており、体液情報を下流の神経核に情報を伝達している。本研究では血圧制御を司る神経機構を明らかにするため、感覚性脳室周囲器官における炎症反応が血圧制御に果たす役割に着目して解析を進めた。 遺伝子改変マウスやウイルスベクターを組み合わせた実験による研究成果から、感覚性脳室周囲器官が特定の免疫システムを介して神経細胞の活動を制御することによって高血圧症の増悪に寄与していることが示唆された。これらの研究過程で得られた知見や技術を論文として公表している。 |
| 公表論文 |
Neural mechanisms for the control of thirst and salt appetite in response to body fluid conditions and intake behavior, Neuroscience Research, 219, 104941, 2025. Optogenetic Approach for In Vivo Manipulation of Neural Circuits Using Lentiviral Vectors, Methods in Molecular Biology, 2974, 191-206, 2025. |
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