研究助成
2023年度 ライフサイエンス研究助成
ストレス応答に伴う細胞内tRNAの質的変動を新たな手法で解明する
| 研究題目 | ストレス応答に伴う細胞内tRNAの質的変動を新たな手法で解明する |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 ライフサイエンス研究助成 |
| 所属 | 愛媛大学 大学院理工学研究科・応用生物化学研究室 |
| 氏名 | 山上 龍太 |
| キーワード | RNA / 新規合成RNA / RNA構造 / tRNA |
| 研究結果概要 | RNAは、転写後に編集加工やRNA修飾といったエピジェネティックな制御を受けて機能を獲得しますが、その制御機構は未解明の問題として残されています。本研究では、タンパク質合成の制御因子であるtRNAに着目し、新規合成後のtRNAの存在量・二次構造・tRNA修飾の制御過程を追跡する技術を開発しました。まず、4-チオウラシルによる新規合成RNAの代謝標識と次世代DNAシーケンシング法を組み合わせ、新規合成tRNAを網羅的に検出する手法を確立しました。酵母のtRNA解析に本手法を使用し、様々なストレス条件下で特異的に合成されるtRNA分子種が明らかになりました。さらに、天然の修飾ヌクレオシド情報を考慮した新たな二次構造予測法を開発し、酵母tRNAの二次構造を94%の精度で予測できるようになりました。これらの手法を統合することによって、tRNAは合成直後からクローバーリーフ型の二次構造を形成することが示唆されました。 |
| 公表論文 | 1. Optimized tRNA Structure-seq reveals robust tRNA secondary structures in S. cerevisiae under mild stress conditions., K. Yanagihara, F. Konishi, T. Matsuda, A. Hirata, H. Hori, P.C. Bevilacqua, and R. Yamagami, bioRxiv, doi: https://doi.org/10.64898/2026.02.24.707850 |
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