研究助成
2023年度 医学系研究助成(基礎)
細胞老化とマイクロRNAに着目した新生児慢性肺疾患の病態解明
| 研究題目 | 細胞老化とマイクロRNAに着目した新生児慢性肺疾患の病態解明 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 医学系研究助成(基礎) |
| 所属 | 福島県立医科大学附属病院 総合周産期母子医療センター |
| 氏名 | 前田 創 |
| キーワード | 新生児慢性肺疾患 / 細胞老化 / マイクロRNA / マイクロRNA-34a / 気管支肺異形成 |
| 研究結果概要 | 本研究は、高濃度酸素曝露肺におけるmiR-34aの役割をin vivoで検証した。出生12時間以内の新生仔マウスを95%以上の酸素に3日間曝露させCLDモデルを作製した。miR-34a阻害剤(Ambion, #4464086)または対照(Ambion, #4464079)を生後0日(PND0)およびPND2に経鼻投与した(n=8-9/群)。PND3、PND7に肺を採取し、miR-34a、p53、p21、p16、PAI-1、KLF4の発現を解析し(n=5-6/群)、肺胞構造は平均線間距離(MLI)で評価した。高濃度酸素下において対照群ではPND3でmiR-34aが2.1倍に上昇し(p<0.05)、p53/p21を含む老化関連遺伝子発現が亢進した。これらはPND7まで持続し、MLI増加を伴う肺胞発達障害を認めた。一方、miR-34a阻害はKLF4および老化関連遺伝子の発現亢進を有意に抑制した。さらにMLIは24.6%改善し(p<0.01)、発達期における肺胞発達停止を有意に回復させた。 |
| 公表論文 |
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