研究助成
2023年度 医学系研究助成(感染領域)
宿主免疫因子がHTLV-1感染動態制御に果たす役割の解明
| 研究題目 | 宿主免疫因子がHTLV-1感染動態制御に果たす役割の解明 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 医学系研究助成(感染領域) |
| 所属 | 国立感染症研究所 エイズ研究センター |
| 氏名 | 中村 碧 |
| キーワード | HTLV-1 / 宿主免疫 / ex vivo培養 / ウイルス感染動態 |
| 研究結果概要 | 本研究は、ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)感染サル由来末梢血単核球(PBMC)を用いたex vivo培養系において、宿主免疫因子存在下におけるHTLV-1感染動態を解析し、HTLV-1感染動態に対する宿主免疫の影響を明らかにすることを目的としている。培養期間の検討から、短期培養(24時間以内)は既感染細胞における潜伏感染ウイルスの発現動態を、長期培養(約1週間)は細胞間伝播あるいは感染細胞増殖によるウイルス増殖をそれぞれ反映すると考えられた。次に、解析に用いるPBMC検体のプロウイルス量(PVL)がex vivo培養における抗原発現頻度に大きく影響することを確認し、解析に望ましいPVL値の基準を明らかにした。また、解析対象抗原の検討では、Gag p19と比較して、Gag p24およびTaxの方が検出感度に優れることを確認した。現在、CD8陽性細胞除去条件や刺激条件の最適化を進めており、今後は確立した培養系を用いて宿主免疫因子がウイルス動態に及ぼす影響の解析へと移行する予定である。 |
| 公表論文 |
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