研究助成
2023年度 医学系研究助成(基礎)
食物アレルギーにおける新規腸管好酸球サブセットの機能解明とその応用
| 研究題目 | 食物アレルギーにおける新規腸管好酸球サブセットの機能解明とその応用 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 医学系研究助成(基礎) |
| 所属 | 鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科 感染防御学講座 免疫学分野 |
| 氏名 | 笠松 純 |
| キーワード | 好酸球 / IL-27 / 食物アレルギー |
| 研究結果概要 | 好酸球は2型免疫を促進するが、申請者は2型免疫を抑制する新規腸管Clec4a4+好酸球(Clec4a4+Eos)を同定した。Clec4a4+EosはAHR依存的に分化し、欠損マウスでは2型免疫応答が亢進する。また、 Clec4a4+Eosは多彩な免疫応答に関与するIL-27を高発現するが、好酸球の発現するIL-27の役割は不明である。本研究ではピーナッツアナフィラキシーモデルを用いて食物アレルギーにおける役割を解析した。その結果、IL-27シグナルはピーナッツ抗原特異的IgE産生を促進し、Th1/17応答を抑制することが示された。一方、Clec4a4+EosはIL-27非依存的にピーナッツ抗原特異的Th1/17細胞を抑制した。さらに、AHRリガンドI3Cの経口投与によりアナフィラキシー症状が軽減された。これらの結果は、Clec4a4+Eosを標的とした食物アレルギーの予防・治療戦略の可能性を示す。 |
| 公表論文 |
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