研究助成
2023年度 医学系研究助成(がん領域(基礎))
エピゲノム・トランスクリプトーム階層に立脚したがん細胞の多様性獲得機構の解明
| 研究題目 | エピゲノム・トランスクリプトーム階層に立脚したがん細胞の多様性獲得機構の解明 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 医学系研究助成(がん領域(基礎)) |
| 所属 | がん研究会 がん研究所がんエピゲノムプロジェクト |
| 氏名 | 宮田 憲一 |
| キーワード | がん細胞不均一性 / エピゲノム制御 / 単一細胞解析 / 細胞多様性 |
| 研究結果概要 | がん細胞は一様な集団ではなく、性質の異なる細胞が混在することで、治療後の再発や薬剤抵抗性につながる可能性がある。本研究では、がん細胞がどのように多様な状態を獲得するのかを理解するため、遺伝子の働き方を調節するエピゲノム制御と、実際の遺伝子発現状態であるトランスクリプトームの関係に着目して解析を進めた。単一細胞レベルで細胞状態を評価することで、特定のエピゲノム制御の変化が、がん細胞集団内のばらつきと関連する可能性が見えてきた。また、このような多様性が、治療抵抗性を示す細胞状態の出現と関係する可能性についても検討を進めた。本研究により、がんの難治性を、個々の遺伝子異常だけでなく、細胞集団全体の多様性という観点から理解するための基盤的知見が得られた。 |
| 公表論文 |
① Clonal lineage tracing and parallel multiomics profiling reveal transcriptional diversification induced by ARID1A deficiency 、bioRxiv [Preprint]、2025年5月28日 ② Plasticity of extrachromosomal DNA segregation during drug adaptation、bioRxiv [Preprint]、2025年12月11日 |
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