研究助成
2023年度 医学系研究助成(がん領域(臨床))
肥満を有するがん患者に対するフォーミュラ食を用いた術前減量プログラムの安全性と有効性
| 研究題目 | 肥満を有するがん患者に対するフォーミュラ食を用いた術前減量プログラムの安全性と有効性 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 医学系研究助成(がん領域(臨床)) |
| 所属 | 順天堂大学 大学院上部消化管外科学 |
| 氏名 | 松井 亮太 |
| キーワード | 胃癌 / 肥満 / 術前減量 / 術後合併症 |
| 研究結果概要 | フォーミュラ食を用いた術前減量プログラムの安全性を検証する第II相試験を実施した。最初の症例で2週間の減量プログラム後に,手術までの待機期間でリバウンドする事象を経験したため,入院日前日に減量プログラムが終了するように計画を見直した。しかし胃切除後に食事が制限されることや,患者が術前に好みの食事を食べたいという願望が強く,胃切除後に生じる体重減少を心配して試験参加を拒否する症例が多数見受けられた。術前に最適な体重や内臓脂肪量が明確にされていないことも大きく影響しており,どこまで減量すればよいか目標を定めにくい現状があった。以上から,過度な肥満患者を除けば減量プログラムを遂行することは実臨床での一般化可能性を考慮すると難しく,第III相試験への発展は困難と判断した。本試験はがん研究会有明病院の単施設だけではなく,金沢大学附属病院を含めた多施設へと参加施設を増やして試験完遂を目指している。 今後は減量プログラムで生じた懸念点を解消し,研究の展望が期待できるなど将来性を考慮して免疫栄養剤を用いた介入内容へ変更を行い,第III相試験を実施する予定である。 |
| 公表論文 |
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