研究助成

2023年度 医学系研究助成(臨床)

特定健診受診者を対象としたサルコペニア・フレイル予防研究、および第4期特定健診・特定保健指導に応用した健康寿命延伸への取り組み

研究題目 特定健診受診者を対象としたサルコペニア・フレイル予防研究、および第4期特定健診・特定保健指導に応用した健康寿命延伸への取り組み
年度/助成プログラム 2023年度 医学系研究助成(臨床)
所属 熊本大学 大学院生命科学研究部 代謝内科学講座/健康長寿代謝制御研究センター
氏名 福田 一起
キーワード 高齢者 / サルコペニア / 特定健診 / 後期高齢者健診
研究結果概要 健診指導に準じた指導介入が、サルコペニアを予防するか検証した。65歳以上75歳未満健診受診者91名を介入頻度と栄養指導内容により以下の3群へ割り付け、2021年12月から2023年11月までの2年間前向きに介入を行った。
6ヶ月毎介入群(S群)20名、2ヶ月毎介入群(IS+HP群 34+37名)へ介入を行い、主要評価項目はサルコペニア新規発症とした。
88名が2年間の前向き介入を終了した。介入後のサルコペニア該当者はS群が17名中3名(開始時1名)、IS+HP群が65名中3名(開始時1+5名)であった。介入頻度毎のサルコペニア新規発症は、6ヶ月毎の介入で2名、2ヶ月毎の介入(IS+HP群)で0名であった(p=0.04, fisher’s exact test) 。栄養指導を中心とした健診指導に準じた指導介入によりサルコペニアが予防出来ることを見出した。本試験には75歳以上の後期高齢者が含まれていなかったことから、75歳以上の後期高齢者に対する効果を検証後に健診事業へ実装可能か複数の自治体と連携協議中である。
公表論文