研究助成

2023年度 医学系研究助成(がん領域(臨床))

Dual-energy CTと動脈直交断面CT画像の融合による新たな膵癌動脈浸潤評価法の確立

研究題目 Dual-energy CTと動脈直交断面CT画像の融合による新たな膵癌動脈浸潤評価法の確立
年度/助成プログラム 2023年度 医学系研究助成(がん領域(臨床))
所属 岐阜大学医学部附属病院 放射線科
氏名 野田 佳史
キーワード Dual-energy CT / 膵癌
研究結果概要 Dual-energyデータから作成可能な画像の1つにMaterial Decomposition画像があるが、膵癌の描出に最も有用な画像を選定することが本研究遂行の第一歩であった。そのため、27種類のマテリアルを使用し、27×26=702通りのMaterial Decomposition画像から、膵癌と膵実質の濃度/密度(コントラスト)差が最大になる画像を同定した。計算上、コントラスト差が大きな上位3通りのMaterial Decomposition画像を作成し、オブザーバーとなる放射線科医の視覚評価を経て、Silicon/Struvite画像が最適な画像として同定された。
 また、もう一つの核となる動脈直交断面CT画像に関しても、評価者間の評価が通常の臨床画像よりもばらつかず、より普遍的な評価ができるとして既に報告した。
 今後はこの両者の有用性を融合し、より臨床的に有益な情報が得られないか検証を行う予定であり、現在データを蓄積している。
公表論文