研究助成
2023年度 薬学系研究助成
古典的インフラソーム非依存的なパイロトーシスの理解と制御に基づく疾患療法の開発
| 研究題目 | 古典的インフラソーム非依存的なパイロトーシスの理解と制御に基づく疾患療法の開発 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 薬学系研究助成 |
| 所属 | 大阪大学 大学院薬学研究科 生体応答制御学分野 |
| 氏名 | 武村 直紀 |
| キーワード | 免疫 / インフラマソーム / パイロトーシス / リポ多糖 / 微粒子 |
| 研究結果概要 | 本研究では、古典的インフラマソームに非依存的に誘導されるパイロトーシスに起因する炎症応答の制御機構の解明と疾患療法の開発を目指した。リポ多糖の刺激により誘導されるパイロトーシスの制御に関わりうる生理活性物質を探索し、Prostaglandin J2(PGJ2)がCaspase-11の活性化を抑制すること、またPGJ2を投与したマウスではリポ多糖誘導性のショック症状が抑えられることを明らかにした。また、Vitamin D3代謝体であるSecalciferolが同経路に関わる遺伝子の発現を制御するNF-Bの活性を阻害することを明らかにした。さらに、パイロトーシスに伴い放出される新規分子としてVWA5Aを同定し、リポ多糖誘導性のショック症状を抑えることを見出した。また、FDA承認薬Dasatinibが微粒子により誘導されるファゴリソソーム膜傷害を抑え、パイロトーシスを抑えることを見出した。加えて、ナノプラスチック粒子がパイロトーシスを介してアレルギー発症のリスクを高めること、サポニン系アジュバントによるパイロトーシスがワクチン効果を負に制御することも明らかにした。 |
| 公表論文 | Ninjurin-1 Negatively Regulates Humoral and Cellular Immune Responses Induced by the Saponin-Based Adjuvant Quil-A in Mice. Biol Pharm Bull. 2026;49(2):371-379. |
-
研究助成対象者データベース
-
応募方法について
-
初めての方はこちら
マイページを取得する
-
既にマイページを取得済みの方はこちら
マイページへログイン
応募申請はマイページからお願いします。