研究助成
2023年度 特定研究助成
神経・精神疾患病態におけるマイクロバイオームの意義に関する研究
| 研究題目 | 神経・精神疾患病態におけるマイクロバイオームの意義に関する研究 |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 特定研究助成 |
| 機関名 | 国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 疾病研究第五部 |
| 代表者名 | 荒木 敏之 |
| キーワード | 自閉症類縁疾患(ASD) / 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 / アルツハイマー病 / 腸内細菌叢 / メタボローム |
| 研究結果概要 | 本研究では、国立精神・神経医療研究センターで発達障害・神経変性・神経炎症に関する研究を行う基礎・臨床の研究者が協力し、また先進的な設備を活用して、神経疾患における腸内細菌叢の病態における役割、診断マーカー・治療標的としての意義に関する検討を行うことを目的とした。 具体的には、自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder: ASD)に関して、無菌マウスにおける自閉症様社会性行動異常機序として、馬尿酸の代謝が視床下部オキシトシンレベルに影響を与えていることを同定した。また、霊長類であるマーモセットを用いた胎生期バルプロ酸曝露自閉症モデルにおける腸内細菌叢変化の同定、ASD患児の腸内細菌叢の検討を行った。さらに、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)の腸内細菌に関する検討を実施し、多くの自己免疫疾患やコロナ後遺症、神経疾患と共通する変化を見出すことにより、臨床症状―腸内細菌叢―血清/糞便メタボローム間の新たな関連を示した。 |
| 公表論文 |
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