研究助成
2023年度 高等学校理科教育振興助成
環境DNA分析を利用した淀川水系の魚類相調査-中高接続を通じた生物保全の実践活動-
| 研究題目 | 環境DNA分析を利用した淀川水系の魚類相調査-中高接続を通じた生物保全の実践活動- |
|---|---|
| 年度/助成プログラム | 2023年度 高等学校理科教育振興助成 |
| 所属 | 学校法人大阪学園大阪高等学校 |
| 氏名 | 竿下 央 |
| キーワード | 網羅的環境DNA分析 / 種特異的環境DNA分析 / 中高連携(共同研究) / 淀川水系 / ツチフキ |
| 研究結果概要 | 本研究は、大阪市立西中学校科学部が本校科学探究部の環境DNA体験講座に参加したことをきっかけに中高連携(共同研究)の構想が始まり、偶然にも同時期の中学校理科の教科書に環境DNAが掲載されていた中で実践された活動である。 環境DNA分析を用いて淀川城北ワンドを拠点に2年間の四季における魚類相調査を中高生と共に実施した。外部委託した網羅的環境DNA分析および本校で実施した種特異的環境DNA分析で得られた成果は、西中学校科学部の生徒が同校の文化発表会で報告した。 また、この活動を契機に本校科学探究部は、2024年7月に「イタセンネット」へ加入し、地域住民や専門家と連携した清掃活動や、外来種の捕獲・駆除を通じて在来種の保全活動に貢献した。 さらに、これらの実績が縁となり、約30年ぶりに再発見された希少種ツチフキの生息状況調査を専門家より提案された。教科書の記事を見て本校科学探究部に入部した1年生らが主体となり、ツチフキの識別プライマーの最適検出条件の確立に向けて取り組んでいる。この成果を学会などで主体的に発表し、大きな成長を遂げただけでなく、蓄積したデータは今後の確かな礎となった。 |
| 公表論文 |
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