研究助成

2023年度 高等学校理科教育振興助成

英語科から広げる『天』と『地』の授業プログラムの開発と普及〜科学者の追体験〜

研究題目 英語科から広げる『天』と『地』の授業プログラムの開発と普及〜科学者の追体験〜
年度/助成プログラム 2023年度 高等学校理科教育振興助成
所属 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎
氏名 乾 まどか
キーワード 小惑星 / 宇宙 / 恐竜 / 教科横断 / STEAM
研究結果概要 本研究では、CLIL(内容言語統合型学習)と教科横断の利点を活かし、「太陽系外小惑星オウムアムア」と「羽毛恐竜ヴェロキラプトルの復元」を題材として、新規開発に取り組んだ。オウムアムアの授業では、従来の英語・数学・理科・音楽の連携実践を基盤に、2025年度は英語・理科(物理)・芸術(音楽)による教科横断型授業として再構成した。英語授業においては、語彙や文法の習得に加え、英語で大きな数を扱う数学的活動や、校内空間を活用した太陽系のスケール体験など、体験的・探究的な学習活動を取り入れた。さらに、助成金を活用した模型作製、JAXA専門家による講演、宇宙をテーマとしたプレゼンコンテストを通して、生徒の興味関心と探究心を高めた。加えて、教育雑誌への寄稿や学会での招待講演により、実践成果を広く発信した。一方、ヴェロキラプトルの復元では、STEAM教育の視点から数学・理科(生物・地学)・美術を横断した授業プログラムを設計し、専門家の助言を得ながら、復元過程を体験的に学ぶ機会を提供した。これらの実践により、CLILの有効性と、生徒の主体的・探究的な学びを促進する授業モデルの有用性が示された
公表論文