研究助成

2023年度 高等学校理科教育振興助成

廃棄物系バイオマスからのバイオエタノール生成に関する研究

研究題目 廃棄物系バイオマスからのバイオエタノール生成に関する研究
年度/助成プログラム 2023年度 高等学校理科教育振興助成
所属 新潟県立高田高等学校
氏名 住川 真和
キーワード バイオエタノール / 麹菌 / セルラーゼ / アルコール発酵 / 酵母
研究結果概要  廃棄物系バイオマスからのバイオエタノール生成を目的として本校、化学同好会(現、科学部化学班)が研究を行った。まず試料としてろ紙と学校で使用したプリント(古紙)を用いた。セルロースの糖化には、硫酸、セルラーゼ、麹菌を用いた加水分解を行った。その後、酵母を用いてアルコール発酵を行った。エタノール濃度は紫外可視分光光度計で測定し、収率を求めた。次に青苧(カラムシ)、茶殻、抽出後のコーヒーを試料とした。青苧(カラムシ)とは、新潟県で古くから越後上布の原料とされる植物である。次にろ紙、古紙、市内で採取される植物を試料とし、糖度変化を測定した。またろ紙の加水分解におけるセルラーゼと麹菌の比較を行った。最後に市内で採取される植物を試料とした場合のエタノール生成率を調べた。
 ススキ、シロツメクサなど柔らかい葉を試料とし、セルラーゼを用いた場合、エタノール生成率が大きくなった。ろ紙からのエタノール生成では、麹菌での生成率もセルラーゼと同程度であったため、適切に繁殖することで安価なエタノール生成に活用できると考える。
公表論文